正しく生きるための実践マニュアル

「自分を生きていない」と気付いた人の為の道標が、今ここにある。

口車に乗る

口先だけで、調子のいいことを言う人あり。

長く付き合っていれば、口だけの人かどうか
簡単に見分けられるものだけど。
初対面なら、見分けられる・・・か、難しい。

そのとき、そのときに、楽しければ
それが口先だけか、実践したことから
出てきた話なのか、は、
どうでもいい、時もあるし。

ウソかホントか、見分けなければ
ならない~なんて時は、
こちらも本気で真剣に聞くし
即答しなければならない状況を避ける。

どうにでも受け取れる答え方しかしない。
後でうまく断れるようにしておく。

オレオレ詐欺みたいなことに巻き込まれるのは
「いま動かないといけない」状況があるから
なのよね。

後で考えたら「ありえない」とわかる。わけで。
焦ってはいけない、のね。


その人が信頼できるかどうかの判断は、
話の中に『LEP』があるか否か、とか。

LEPとは、
「論理=ロゴス(Logos)」
「信頼性=エトス(Ethos)」
「情熱・感情=パトス(Pathos)」

話の中にこの3つがないと相手を説得できないという、
哲学者・アリストテレスが説いた理論。
信頼性は過去の実績がものをいうため、
うわべだけでは繕えない。
また論理も時間をかけて醸成するもの。
だが、情熱や感情は、表現次第では一瞬で
相手の心をつかむことができる。

 

なので、相手の感情に巻き込まれないことが大事。

逆にいえば、まあ。
「説得」するのではなく
「納得」させる。のだな。
っていうのが会話のポイント。