知っている「つもり」だけ
話をしていて、「こいつ自分のことしか言わない」と
感じたりすること、あります。
進んでいる方向が違う。というか
話が、噛み合わない・・・。
そんなとき、面白くない~
と、話を続ける気も、聞く気もなくなるけど。
結局、相手の状態を、本当には知らないから。
相手の心の位置がわからない。
ってことじゃないかな。
たとえば、相手の日常生活が、どういうものなのか。
本当には、なにも知らない。
自分がこうだから、相手もこんなものだ
と思い込んでいるだけ・・・。
もし、ナマで知っていたら、違う表現が出てくる。
相手の心の近くに。
相手の心に伝わる。
実感できないから、すれ違う。
知らないことを、知らないで
「こういうものだ」
「この人はこういう人」
を前提に話しをするから
自分の世界だけで、空回りする。
自分だけで納得して
「これだけ言っても、なぜ伝わらない」
なんて思う。
たいてい「噛み合わない」のは、
相手のせいじゃない。