正しく生きるための実践マニュアル

「自分を生きていない」と気付いた人の為の道標が、今ここにある。

自我の主張

「私は、何も知りません」と言うと、人は喜んで 「教えてあげよう」と寄って来ます。 得ようとしないのに、沢山を得ている。 それこそ、究極の自我の放棄じゃないかしらん? 自我は愚かさを怖れますね。 知らない自分を許さない・・・駆り立てられるように・…

自分で自分を知らない

いつもの自分は、相手が誰だろうと、どういう場所だろうが 無関係に現れるんですね。 そんなふうに考えると、問題が起きると私があらわれる。 なんてものでなく。それは自分が意識できるだけで。 いつだって、他人から見ると 「アンタは、いつだってアンタを…

自己観察はエゴ観察

ある人の、ある日。 向こうから来る人。 挨拶しようか。 どう声をかけようか。 無視されたら、イヤだな。 このように。自覚なく自分の思考・感情を、 ゆるぎなく見ていますよね。 こんなのは、どうだっていいこと? じっさい。 挨拶するか・しないか、タイミ…

涙は心の汗、という

泣くって・・・ わりとネガティブに捉えがち。 弱いとか、自制心がない、とかね。 でも、こんな効用があるんですね。 泣くと脳内に分泌されるセロトニンは、 心の「平常心」や「集中力」、 メンタルヘルスとしては非常に好ましい 「意欲」もあるというポジテ…

壊す

創作活動をする人にとって自分の概念は、オリジナルのように感じて大切にしがち。これでしか、立てないと思う。そしてそれを追求する~となるんですが、他者にとっては「またか」という感じになるのね。そんな評価を受けても世間には、わからない・・・と、…

傷つくのは防衛しているから

一時期・・・ごく若い頃ですが。 「人に迷惑をかけたくない」と思ってました。 「自分・・・どうもすいません」的な。 いやな思いをさせないかな。 という気持ちだったのですが。 これ。 自己弁護だったようです。 そう言っていれば、傷つかない。 そういう…

無知の知

ソクラテス」知の探求は、己の無知を知ることから始まる。 ソクラテスは当時賢者といわれている名士たちを訪れて、自分より優れた賢者を見つけようとした。が。 問答を通して気が付く。 みな本当は自分と同じように無知なのに自分で自分を知者と思い込んでい…

危機は突然は来ない

重大な障害が起きて身動きできず・・・。 ということがあっても。 よくよく見てみれば、様々なファクターの総体によっておきているのが解かる。 ひとつひとつ。手がつけられるところから解いていけば、変化が起きる。 それが障害の解消法ですが。 一挙に解消…

過去にしがみつくな

誰でも 挫折もあるし、失敗もある。 だから、そういうこと自体が 問題になるのではない。 それをいつまでも引きずっている ことが問題なのです。 引きずったままでいると そこに、いつまでも居続ける。 恨みの気持ちを、どこかで 晴らそうとする。 ようにな…

「恐怖」と、どう付き合うか

だれでも、恐怖感というものがある。 恐怖感を 逃げなさい 止まりなさい と解釈してはエゴの、とりこ。 これは 恐怖感・・・ 智慧・知性をもって ことに当たりなさい というシグナルなのです。 なにを、どう受け止めるか。 それが豊かさへの道。

バカほど強いものは無い

むかし「バカの壁」という本が 一世を風靡したことがある。 ひとは「バカ」と思われたくない。 と、取り付くって生きる。 しかし、それとはまた別に。 わざとバカを演じると相手の本音を引き出せるのです。 バカを演じることで相手にはひょいと、スキができ…

愛は愛とて、なんになる♪

相手を責める気持ちは「貴方に愛が無い」であり 攻撃は様々な形をしているけれど根本は 人に「愛が無いこと」を 責めているのですね。 責めている自分にも「愛がない」から責める。 愛に気づいたら、すべてが終着するんですね。 もう探しに行かなくてもいい…

無自覚の平等心

憎しみを越える橋がある。橋というのは平等のことです。橋は、どんな人も渡してくれます。お金持ち・貧乏人徳のある人、ない人区別なく、渡してくれます。そのように自分自身を「橋」になぞる。誰でも渡しましょう。自分に良いことをする人、悪いことをする…

人は鏡

「人は鏡」と言われます。 自分の姿を写す鏡がなければ自分の姿が「どんなもの」か誰も、知ることが出来ません。 あるいみ、常に「人が基準」なのです。 私の身長が、高いか低いか。高い人と比べて「私は低い」となり低い人と比べて「私は高い」となる。 ま…

言い訳をしていませんか

「金がないから何もできないという人間は、 金があっても何もできない人間である」 By 小林一三(阪急電鉄創始者) これは、あらゆるものに共通します。 「時間がない」と言う人は、時間を作らない。 そう。 つまり、そうならないようにしているのは 自分自…

聞こえない声

何かしていないとし忘れたことがあるような焦りがあることに、気がつく。 そこで、なにかないかと探す。思い当たることがあってもすぐに動き出せない。 その先が見えないから。それをして、なにになるか。という不安は解消されない。 ということで、なにもせ…

虚構と実態を見極める

マクドナルドの創業者レイ・クロックはこう言っています。 「私のビジネスはハンバーガーを売ることじゃない。不動産だよ」 マクドナルドは、ハンバーガーを売っているお店だと、思うよね。 でも、そういう前面にみえるものを主体にすると、事業と言うものは…

本当は知っている

以前、精神世界系やヒーリング系の セミナーのようなものに、 いくつか参加したことが ありまして~ 知識を得るのは、あるいみ 楽しくもありました。 へー、こんなコトがあるのか、と 目からウロコが、ポロポロ~と。 ということも、面白かった。 やがてバラ…

すべての中に仏あり

音もなく臭(か)もなく常に天地(あめつち)は書かざる経(きょう)をくりかえしつつ (「二宮翁夜話」より) 人を対象にしていたらそれに合わせることになる。 人の価値観・常識・こだわりを相手にしたら、今日はこうして明日はああして。と、本道から逸れてしまう…

自業自得。とは

99%ではなく、「100%自分の問題」ということは、 同僚がミスをして一緒に叱られても、 見ず知らずの人に突然言いがかりを付けられても、 地球の裏側で何かの悲惨な事件が起きても、 0.1%も例外なく、それは誰かのせいではなく 「自分」の問題ということに…

時間は「いま」作られる

過去に「こういうこと」があったから、 いま「こうなんです」というのが~普通の考えのようで。 いま「こうだから」過去に「こういうこと」があった。というものを作る。というようにじっさいは、時間とは逆に私的なモノガタリを 「いま」作っている。のです…

信頼する、ということ

信頼というのは~何かと、考えた。 「こうだから信じられる」というものだと、「こうでないから信じない」になりますね。 つまり、条件がつく。それは「信用」ということ。 「信頼」しているというときは相手の言動には必ず善い意図があると思って、受け止め…

純粋さ

仏道をならふといふは自己をならふなり。 自己をならふといふは自己をわするるなり。 自己をわするるといふは万法に証せらるるなり。 万法を証せらるるといふは自己の身心、および他己の心身をして脱落せしむなり。 というのが曹洞宗開祖、道元さんの有名な…

ゼロに戻る

頂上に達したら新たな頂を目指してまた上り始めればよい (ハリール・ジブラーン)作家・画家 学ぶことなど、なにひとつない「すべてを知った」という境地に達することなんて、ありえない。 「なにかを知った」と思ったとたんにそこに変な確信を持つ。 すると…

あなたの世界は?

人の成長で欠かせないのは、劣等性と補償。誰でも、小さな頃は「できないこと」がありそのことで劣等コンプレックスを抱えます。 つまり、その補償行為によって、成長するという面があります。「できなかったこと」が、できるようになる。自分の成長を実感す…

アインシュタインへの質問

「あなたが死にそうな状況になって、 助かる方法を考えるのに、 1時間あるとしたら、 どんな事をしますか?」 の質問に対してアインシュタインは、 「最初の55分は、 適切な質問を探すのに費やすだろう」 わが国の教育を受けた場合最初から、死にそうな状況…

自分を教えるもの

人間は、深層心理で考え行動します。表面的な志向や行為は、その裏返しであることが多いのです。 たとえば「自分はダメだ」と感じていたら周りにダメな人間が集まります。集まっている人間をダメなヤツと感じている、とも言えますが。 人を隠すなら、人の中…

幸運の波に乗る

いま、時代と自分のリズムがピッタリと合うようになった。と言う人あり。 自分が「こうであればいいのに」と思っていたことが、起こっている。 考えた通りに、モノゴトが進んでいる。良い波に乗っている感じがする。 人生には、そういう良いタイミングがやっ…

懺悔ということ

ザンゲ・・・というと何か、罪に対する反省というような捉え方をする人もおりますが。本来は。「この命を活かしきれていない」ことへのザンゲなのですね。 だから、懺悔することが、いっぱい在る。力を余している。ですから「したこと」よりも「しなかったこ…

みんな違う世界を生きている

“世界は自分が作っている” 人というのは、自分が見出したいと思うことを見出すもの。 それを心理学の方では「私的論理」と言います。 たとえば、ある人が犯罪を犯した。とします。 原因は「不幸な生い立ち」と『決めつけて見る』ことが往々にしてあります。 …